home goods add reg Island gall link blog

初心者のための遠征準備  3

今回はルアーについてのお話です。


現在ではいろいろなGT用のルアーが販売されておりますが、私が堤防GTを始めた当時はツルポップやサーフェスブルなど、あとは見知らぬ外国のポッパーぐらいしか手に入らなかったので釣り方もポッピング一筋!
いかに大きなスプラッシュや低音のポップ音を出すかとかにえらくこだわってました。
しばらくして、ザウルスのトビポップやシーフロッグ、ビッグヘッドなどが出てきましたが、
毎晩毎晩、パワーポッピングしかしないもんだから右のわきの下はグリップの黒色がTシャツに付き、よくあばら骨の横がうっ血して紫になっていました。

当時はまだえさ釣りの大物師が多く、ルアーを投げる僕らは邪魔にならない堤防の先端付近しか釣り場所がありませんでしたが、釣り人自体は大変少なかったので、GTのボイルが出てからポッパーを投げてヒットさせるというゆったりしたヌルい釣り方が主流でした。
その頃、堤防で出会った釣り人は私に大きな影響を与えてくれた人ばかりでした。
今ではみなさん業界で有名人ばかりですね〜〜。

私が島に移住しても毎シーズン来島してくれるウエマー師匠やUZUのニイナ君、そしてヤンバルのホーリー漁労長、チビタカ達と釣りを楽しむ過程で、もっと釣れる方法があるんじゃないか?と試行錯誤が始まりそこからいろいろな新しいルアーや釣り方が生まれて来ました。

特にウエマー師匠は毎回いろいろなタイプの自作ルアーを削って島に持って来て、私に「これ使ってみてよ!」とフローティングで巻くと少し潜ってゆらっと泳ぐように作ったものを私にくれました。


※移住1年目に夢だった50kgオーバーを釣った時のウエマー師匠製作のルアー
何本か釣ったあとにもう一度コーティングして記念のお蔵入りに。



高価なルアーを買う金もなかった私は、さっそくウエマー師匠に教えてもらい材料、道具をそろえて自作することにしました。
長さ20cmの丸棒を旋盤で適当にクビレを作り、ドリルでワイヤー穴をまっすぐあけてから電ノコでヘッドを斜めにカット。
スイベルとバランス調整用ウエイトの2か所に穴をあけ、ワイヤーを通し丸い鉛でウエイトを装着、缶スプレーで色付け、それっぽく目玉なんかも取り付けてセルロースどぶ漬けコーティングで完成ですが、
島は湿気が多い気候なので白濁しまくってかなり手こずりました。

出来上がったルアーはポッパーに比べて毎晩使っても疲れ知らず、トビのボイルがなくてもGTを海面まで誘い出すことができ、釣果も上がって来たものですから、2年ほどずっとこのタイプのハンドメイドルアーで釣っていました。
またちょうどこのころヤンバルさんのハリアーの試作品が誕生し使用させていただきましたが、
飛距離も申し分なく、ちょこっとティップを動かすとチョンとなめらかで自然な泳ぎで、これもトップに反応のあるGTをうまくヒットさせることが出来ました。


その後はルアーをボトム付近まで沈めてゆっくり引っ張ってくるとヒットしやすい、特に水面付近を回遊するトビを追い回しておらず活性が低い状態の時にかなり有効であることがわかり、UZUの新名君が「じゃーー今度使えそうなヤツを作ってみます」ということで、現在の梅雨ブギィの試作品を作ってくれることになりました。

1年後、最初の試作ブギィを頂いた私でしたが、どうやってこいつを沈めて動かしていいものか感覚がうまく掴めず、大きくトゥイッチいれたり早巻きしてステイしたりと考えられることをすべてやったつもりでしたがなかなかGTを狙ったようにヒットさせることが出来ずモヤモヤしていました。

そんなある夜、元浦港先端外側にブギィを投げてボーッっとしながらフォールしてると、ゴォーーンと重たいアタリと同時にすごいスピードでドラグが走り出しましたが、反応が遅れたため止めることもできず100m以上出されてラインブレイクしてしまいました。
今考えるとあの喰った瞬間のスピードと重さと走りから大型のイソンボではなかったかと思われるのですが。

また違う日の夜にも切石港でも同じようなボケっとしていたフォール中のヒットがあり、
「ブギィはアクションじゃない、フォール中が重要なんだ!」
と、使い方のヒントがバーンと開けてきました。

そうこうしているうちにイメージ通りにGTの口を使わせることが徐々にできるようになり、
水深や沈下速度、天候などにマッチさせてウエイト別にD7、D10、D13proの3タイプを発売することに至ったわけです。

梅雨ブギィの一番の特徴ですがやや前方にウエイトバランスがとってありテンションフォールでもある程度水平に近い状態でゆっくりフォールし産卵で弱ったトビを演出できること。
次にキャストした飛行中の姿勢もよく十分な飛距離を出せることだと思っています。

お尻にウエイトがあるタイプはは飛距離は抜群ですが、フォール中の姿勢がどうしてもケツ下がりになってしまいますね。


現在、夜の堤防GTでは大型のポッパーとフローティングミノー、梅雨ブギィなどのシンキングミノーの3タイプをいろいろな状況に応じて使い分けていますが、今のところこれだけあれば十分だと思っています。


※伝説のカリポリアングラー塩君



※ビニテ王子と呼ばれたころのチビタカ
 ルアーすべてにアイボリーのビニールテープを巻き次々とヒットさせてました。
 これがきっかけとなり梅雨ブギィのマミーホワイトカラーが生まれました。



カラーについてはいろいろ試してみましたが今のところこれが一番などということはなさそうですので、
ご自分の好きなカラーでよろしいかと思います。


一番使うのはやはりシンキングタイプなので2泊の釣行であればポッパー2本、Fミノー2本、シンク3本〜4本もあれば十分かなと思います。

最後にフックですが、トリプル、シングルフックともなるべく太軸の物を選んで、
リリース前提であれば必ずバーブレスにされてください。
かえしがありますとフックを外すだけでもかなり時間を消費してしまい、リリースが不可能になります。
大型GTとのファイトのあとは握力もなくなりプライヤーもまともに使えません。

諏訪之瀬島ではアングラーの皆さんのサポートで、ランディングからリリースまでを短時間で行えておりますが、本来、釣った本人の責任でやらなければゲームの完結とはならないかと思います。
魚も生死をかけて戦ってくれたわけですので、リリースされるのであれば魚と同じ気持ちでリリースを速やかに行ってください。
リリース失敗などでどうしても魚をキープする場合、海に投棄せずに私や他の島民の方に一言ご相談頂ければ幸いです。
そして、大型のGTをファイトで力を使い切った直後に一人でのランディング、フック外し、リリース作業は危険な上にGTを生きてリリースすることは大変難しいものです。
是非、まわりにいらっしゃるアングラーの協力も頂き、貴重な1本のキャッチ&リリースをお願い致します。


次回はウエアー類や装備などについての予定ですがまだわかりません










calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

書いた記事数:277 最後に更新した日:2019/02/09

search this site.

others

mobile

qrcode