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初心者のための遠征準備  2

今回は初心者のための堤防GTリール選びです。

私が諏訪之瀬島の堤防GTを始めたころ・・もう22年ぐらい前でしょうか、
当時は島でいろいろと遊びたい! が,メインでGTを真剣にに釣ろうなんてあまり考えていない頃でした。

最初はPENNのスピンフィッシャー7500にPE6号を巻いてノーマルのまま使ってました。
このリールはせっかく新しく巻いたPEラインでも10回ほどキャストするとラインがヨレてガイドにからむ現象が多発しラインがブチ切れてルアーがはるか彼方へ飛んでいったりとハプニングだらけ。
また、PEラインも現在の物に比べ衝撃に弱くブチブチ切りまくっておりました。
そして、たまたまデカイGTがヒットしようもんなら100mほど一気に走られてドラグが溶けてフリーになるという惨事に!
他にもファイト中にハンドルがブチ折れたけどラインは切れておらず、2人(釣り人は塩君、サポートはサップ君)がかりで40kgオーバーのGTをキャッチするというチン事件もありました!
楽しく愉快な思い出はたくさんあるのですが、大物のGTには使えませんでしたね〜〜〜。

さすがにこれじゃダメだと思い、小遣いためて98ステラを購入してから大きく釣果が変わってきました。
当時は糸巻き量があまりなかったのでPE6号を巻いて使っていましたが、
ステラはドラグ性能もあがり、30kgぐらいのGTには問題なく使え、
またヨレなどのトラブルもほとんどなかったかと思います。
ずっと使いまくってたら、最後シャフトが折れて抜けてしまったかな〜〜。
その後は歴代のステラを使い続けトラブル等に悩むこともなくコンスタントにGTを釣ることができました。

鹿児島の天文館を離れ諏訪之瀬島に移住してからは、貧乏生活に磨きがかかり益々高級リールになっていくステラになかなか手がでず、でもそろそろ買い替え時なんだけどと思っていたところにソルチガZがダイワより登場!
発売されてから1年ほどは都会からいらっしゃるソルチガZユーザーみなさんのファイトしている様子やご意見を聞き、少し安かったこともあり購入を決めました。
当時は「ステラより頑丈だよ!」とユーザーの方の評判も良かった。

そんなソルチガZを使いまくっていたある夜の元浦港デンジャラスお立ち台で、
目の前で起きたスーパーボイルに向けてルアーをキャストすると、
フォールするまもなくヒットしすごい勢いでドラグが滑り出しました。
なかなか止まらなかったのでハンドドラグでプレッシャーを与えていると、
いきなりすごいスピードでさらにスプールが回り出しました。
グローブももちろんしていましたが、あまりの熱さに我慢できず手をスプールから離すと、
ドラグがまったくきかず完全にフリー状態になってしまいました。

まだ魚はヒットしたままだったのでもう一度スプールを押さえランを止めて、
スプールをぐっと押さえながらロッドを起こしロッドを戻すのと同時に急いで巻き取ることを繰り返して魚を足元まで寄せてキャッチできました。
長時間のファイトになったため魚は完全に浮きリリースは不可能でしたが、
堤防で体重計に乗ってみるとたしか42kgぐらいの大型のGTだったかと思います。

落ち着いたところでリールをチェックするとノーマルのドラグノブが熱で溶けて中に収まっているはずのナットがポロリと落ちてきました。
そしてハンドドラグをしていた左手の人差し指部分のグローブは穴があき、
やけどで1cmほど水膨れが出来てしまいました。

「まじか!これもドラグ溶けるのかよ!」

近くにいたウエマー師匠に言うと「純正パーツで金属のドラグノブ売ってるよ!」と・・・・

さっそく福岡のチビタカに電話し取り寄せてもらいました。
それからはこれと言ったトラブルもなく2年に1度のメーカーメンテで現在でも使える状態です。
そして2年前に現行ソルチガ6500を購入、これまでに釣ったGTは約30本ほどで現在まで何もトラブルはなく働いてくれてます。

※お尻よりお腹のフック大事ですよ〜〜〜

さて、本題に

◆堤防GTで必要なリールとは
まずはPE8号を最低200m以上巻けるもの
ん?300m以上はいらないのか?
また6号でもダメってわけではないのですが、ちょっとしたトラブルやミスでラインブレイクの確率が高いので、衝撃に強い8号が最適だと思っています。
10号になるとどうしても飛距離が伸びず、また横風の影響を受けやすくなりフォール中の姿勢に影響がでるのですが、体力と飛距離に自信がある方は使われてもOKです。
PEラインも年々強度があがり新しいラインが開発されております。
そのうちに6号でも安心してGTとファイトができるラインが出てくるかもですね。
また、最近では細いナイロンラインも使用されるようになりましたが、初心者の方はまずPEラインでしっかり経験を積まれてから挑戦されてください。
ブチブチ切られるだけです。


※早い時間より明け方まで入れ食い状態だった切石港にて、その日、最後に釣れたエウラー船長のGT、この日は全部で13本ぐらいあがったんじゃなかったかな?


糸巻き量が200〜300mでいい理由はこうです。
仮に200m巻きでルアーをフルキャストしてもせいぜい80mぐらい、そこですぐヒットしたとしても残り120m、
そこから100mファーストランで出されても残り20mあります。

トビ接岸の二つの港はそこまで大きな港ではなく港内でヒットした場合は100m出されるようなファイトではキャッチは難しい場合が多いです。
100m出される前にラインブレイクになる可能性が多いので、300mも必要ありません。
もし100m以上だされてキャッチできたのはたまたま運よく魚がいいところを逃げてくれ勝手に弱ってくれただけであって魚との勝負には勝ってはないと思っています。

私は600m巻きのバリバスSMAPを買って200mずつにわけて使ってます。
ソルティガに下巻100mプラス200mですね!
最近のPEはトラブルもなく強く長持ちしますから助かります。

遠征中にラインブレイクなどのトラブルで何度か巻き替えることを考えると、
300m以上を巻き替えるより200mだけのほうが良くないですか?
1週間ほどの遠征でも予備ラインは600mあれば十分かと思います。
もちろん余裕がある方は400m500m巻けるリールでも構いませんがそれだけ巻ける大型リールは重たいですよ==

次に大事なのがやはりドラグ!
しっかり魚が反転し強烈なスピードで走られたとしても安定したドラグ値が確保でき、溶けないもの。
これに限りますね

シーズン中、ドラグ設定を10kg以上をかけてやることが多いのですが、
たまにGTがうじゃうじゃいて何度もヒットはするものの、喰いが浅くなかなかフッキングしない状況があります。
ヒットしても5回連続ポロリなんてこともありました。

そういう時は、わざとドラグフリーにしてGTがルアーをくわえて5秒ぐらい十分に走らせてからゆっくりドラグ値をいつもの設定に戻してファイトする方法を2年ほど試してみましたが、これだと確実にフッキングしてポロリもなくなりました。
そういう意味もありファイト中の素早い操作(ゆるめたり閉めたり)も、しやすいドラグノブの形状も重要かなと最近思ってます。

次にギア比の問題。
ハイギアなのかローギアなのか!

ルアーの操作から言ってもローギアで決まりです。
夜の堤防GTではルアーを素早く動かす必要がありません。
シンキングミノーにしてもポッパーにしても早く動くルアーに反応してくれることがあまりまりません。
GTがいるポイントで何度もフォールやポッピングを見せてやった方がヒットにつながります。
梅雨ブギィを沈めて使う場合、アタリがくるのがほとんどの場合沈めている間なんです。
ハイギアだとすぐヒットポイントから離れてしまったりフォール中に弱ったトビのような動きを演出することが難しくなります。

また、足元まで寄せたあとGTを浮上させるときはすでに筋力もほとんどなくなり一番きついときにハイギアではポンピングとハンドルの巻き上げのタイミングが合わず、ローギアに比べてかえってファイト時間がかかってしまうのです。
堤防GTにおいて唯一ハイギアがいいのはルアーを早く回収でき、ボイルに素早くキャストできることでしょうか。

まーーそういうことで結局、ステラかソルティガかって話になるかもしれませんが、
その一つ下のクラスのキャタリナやツインパでも十分使用可能かと思います。



※昔あこがれだったバンスタールをとうとう手にしました

昨年、アースフィールド・フィッシングの平山さんに
バンスタールのVM275海外のモデルをお借りして使いまくってみました。
昨年は10本ほどGTキャッチしましたがトラブルもなくシーズンを通じてフツーに使えました。
気になった点はドラグをかなり締め込まないと欲しいドラグ値までならず、ノブのつまみも小さいためファイト中の締め込みがうまくできなかったのが難点ってところでしょうか?
サブ機としては十分役目を果たしてはくれそうなリールです。
ドラグ材をかえたらどうにかなるかなぁ〜〜


リールについて個人的な意見でいろいろとお話しましたが、
堤防GTの経験がない初心者アングラーの皆さんが30kg〜50kgのGTを確実にキャッチするとなると、どうしてもメイドインジャパンで最高峰の大型リールが安心ということになりそうです。
初めての遠征に新品で2セットそろえるのも大変ですので、中古でも程度の良い物があればそれでかまわないかと思います。
せっかくのGT初ヒットがタックルのトラブルでアウト!ってのは悲しいですから・・・


次は使用するGTルアーについての予定です。




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